スギやヒノキの「春の花粉」は終わりつつあるが、5月~6月は「イネ科」の花粉が飛散している。花粉症やアレルギーなどの情報サイト「花粉症クエスト」は2019年5月8日、特集ページ「特集!イネ科花粉症」を公開した。イネ科花粉症に対処するための情報が提供されている。
関東では10月まで飛散の可能性
イネ科花粉症は、「カモガヤ」「オオアワガエリ」「ネズミホソムギ」などのイネ科雑草の花粉が原因で発症する。これらは日本全土に生育しており、公園やグラウンド、空き地だけでなく、都市の緑化計画でできた緑地の脇にも生えている。スギやヒノキの花粉のように遠くまでは飛ばないが、外で遊ぶ機会が多い子どもたちがイネ科花粉症になりやすい。
特集ページによると、イネ科花粉のピークは1年に2回ある。5月~6月と、8月~9月にかけてだ。また関東地方の場合、飛散時期が年によっては10月ごろまで続くという。
同ページ上には、東京都内でのイネ科花粉の飛散情報やイネ科花粉症に関するコラムが配信されている。