牛丼チェーン・吉野家(東京都中央区)は2019年5月9日朝10時から、「ライザップ牛サラダ」を全国の吉野家店舗(一部店舗除く)で販売する。RIZAP(東京都新宿区、以下ライザップ)と共同開発したメニューで、ライザップが推奨する「高たんぱく、低糖質」なメニューになっている。
高たんぱく、低糖質、野菜もとれる
同商品は、「牛丼を食べたい」けれど「ボディメイクもしたい」という両方の要望をかなえるためのメニューで、吉野家の牛丼の具である牛肉とタマネギ、たれをサラダの上に載せたもの。吉野家の牛丼の具をご飯以外の食材と共に提供するのは初めてだ。
300グラムを超えるボリュームだが、ライザップが栄養価を監修しているため「高たんぱく、低糖質」。サラダは、スチームした鶏もも肉とゆでたブロッコリー、ミックスビーンズ、生のキャベツとレタス、半熟卵の6種類の食材でつくられており、一食で厚生労働省が推奨する一日の野菜摂取目標量の3分の1を満たすことができる。
発表資料によると、一食あたりの栄養価の推定値は以下の通り。
カロリー 430kcal
たんぱく質 30グラム
脂質 27グラム
糖質 12.2グラム
食塩相当量 2.0グラム
監修したライザップの管理栄養士によると、手間がかかったり高額になったりする場合も多い「高たんぱく、低糖質」メニューが、手軽に、低価格で食べられるのも商品の特徴だ。吉野家の素材開発部部長は発表資料の中で「ボディメイク中の方だけでなく、体型が気になる方にも喜んでいただける商品と考えております」とコメントしている。
価格は540円(税込み)。