フリーマガジン「HOT PEPPER」を手掛けるリクルートライフスタイル(東京都千代田区)は、首都圏と関西を対象とした「飲みたい街ランキング2019」を2019年4月25日に発表した。首都圏はトップ20、関西はトップ10が公表されている。
首都圏で「飲みたい街」のトップに輝いたのは「銀座」(東京都)。一方で注目は、前年からランクを上げた「上野・御徒町」、「赤羽」、「北千住」といった東京都内のエリアだ。
2015年はいずれもトップ20「圏外」だった
銀座は前年調査でトップだった「新宿」(東京都)と入れ替わる形で首位に返り咲いた。ただ、3位の恵比寿(東京都)から6位の「横浜駅」(神奈川県)までは前年比で動きがなかった。
一方で、トップ20で前年から順位を上げた街は8つ。そのうち「上野・御徒町」(9位→7位)、「赤羽」(12位→9位)、「北千住」(圏外→17位)、「浅草」(東京都、圏外→20位)の4つには共通点がある。
リクルートライフスタイルは「お酒好き」(週3日以上、家の内外問わずお酒を飲む人)を対象に「1000円あればべろべろに酔える」という意味の「センベロの街」も調査したが、そのトップ10には赤羽が2位、上野・御徒町が3位、浅草が5位、北千住が6位にランクインしているのだ。
2015年から行なわれている「飲みたい街」調査だが、赤羽は2015年、2016年は20位内に入っていなかった。しかし、2017年に15位に入ると、2018年には12位に順位を上げ、今年はトップ10入りを果たした。
北千住は2015年~2018年まで「圏外」が続いたが、今年は調査開始から初めて20位内に順位を上げた。
「飲みたい街ランキング2019」は2858人を対象に、「お酒好きが選ぶセンベロの街」は1456人を対象にそれぞれ上位3つの街を選んでもらい、1位3点、2位2点、3位1点で得点を算出、合計点の高い街から順位をつけた。