「本日4月26日は良い #風呂の日 ですね!!あたたかい温泉に浸かりましょう!」「#毎月26日はブロッコリーの日 ということでブロッコリーの画像をお届けします」
2019年4月26日、この2つのつぶやきを皮切りに、1日かけて「風呂の日だ」、「ブロッコリーの日だ」と主張をぶつけ合う「仁義なき戦い」が始まった。「風呂の日派」は石川・金沢の温泉旅館「川端の湯宿 滝亭(以下、滝亭)」、対して「ブロッコリーの日派」は同・白山市の農業法人で、農産物の生産・販売業「有限会社安井ファーム(以下、安井ファーム)」の公式アカウント。「26」が「風呂」とも「ブロ」とも読めることが原因のようだ。
これまでにも2度の「小競り合い」が勃発
戦いの歴史は、2019年2月26日にさかのぼる。安井ファームが同日「毎月26日がブロッコリーの日!」とツイートすると、滝亭が「いいえ、毎月26日は風呂の日です」とリプライ(返信)で反論。1か月後の3月26日も同様に両アカウントが「風呂の日」、「ブロッコリーの日」とツイートし、互いの投稿には「風呂」と「ブロッコリー」の絵文字を大量にリプライで送り付けて抗議する「小競り合い」が見られた。
そしてきのう、4月26日を迎えた。これまでは2アカウント間でのやり取りだったが、今回はツイッターユーザーなら誰でも参戦可能になった。例えば、2つのアカウントがツイートに添付した、「風呂」、「ブロッコリー」、「ブロイラー」、「ボディブロー」などの単語が高速で切り替わるオリジナルルーレットを使い、「風呂」もしくは「ブロッコリー」が表示されたタイミングで止め、応援したいアカウントに画像をリプライで送る、ツイッター上のアンケートに投票する、という具合だ。
しかし、どれほどリプライや投票が集まってもどちらかが譲歩することはなく、「決着」がつかない。結局、両アカウントは「やはり、風呂の日ということで全会一致のようです」、「結果は満場一致で『ブロッコリーの日』ということになりました!」と各々の訴えを貫くツイートを最後に、4月26日は一旦矛を収めた。