東京ディズニーシー(TDS)と東京ディズニーランド(TDL)では、2019年4月4日から6月2日まで、春のスペシャルイベント「ディズニー・イースター」を開催している。
TDSでは、今年はテーマを一新して、新キャラ「うさピヨ」が繰り広げるヘンテコでかわいいイースターとなっている。
生まれたての「うさピヨ」がコンテストに挑戦
ミッキーマウスたちがイースターの準備をしているときに、ヒヨコが描かれたイースターエッグをみつけた。気に入ったミニーとデイジーがそのヒヨコに、自分たちが被っている「ウサ耳」を書き加えた。するとタマゴが割れて白い耳のついたヒヨコが現れ、ほかのタマゴからも次々と生まれた――。それが今年、TDSに初お目見えした新しいキャラクター「うさピヨ」だ。
パーク内は「うさピヨ」一色の感があるが、なかでもかわいらしさを満喫できるのは、メディテレーニアンハーバーの公演「Tip-Topイースター」。ディズニーの仲間たちとうさピヨがさまざまなコンテストで競う演出なのだが、なにしろ生まれたばかりのうさピヨ、まだ動作がたどたどしく、上手くできない。愛らしさ全開だ。
まずは大声コンテスト。うさピヨは上手くリズムに乗れないが、かわいらしい声のおかげで勝利する。次のダンスバトルも、よろけたりしながらもドタバタした姿がかわいく2連勝。得意技を披露するコンテストでは、ほかのタレントたちのマジックショーなどを見ているだけだったうさピヨたちだが、まねを始めて演技に参加。見どころを奪って、ついには主役になってしまう。コンテストは終了し、会場を一番盛り上げたのは、うさピヨと発表される。最後はうさピヨの歌で「うさピヨ!うさピヨ!」の大合唱。しばらく耳から離れない。公演時間は約25分だ。
TDSパーク内には、うさピヨをデザインしたデコレーションがいたるところに配置され、絶好のフォトロケーションとなっている。初登場の新キャラなだけに、グッズ類はすべて目新しい。