実用書の出版社・大和書房は、「防犯・防災 ひとり暮らしのあんしんBOOK」(著・セコム・女性の安全委員会、2019年4月10日発売)から一人暮らしの女性が気を付けたい部屋の防犯ポイントを、4月16日にプレスリリースで公開した。
女性の部屋が描かれたイラスト(掲載画像参照)に、「防犯上間違っているもの」が4つあるという。読者の皆さんは分かるだろうか。
一人暮らしの新入社員5人が挑戦
J-CASTトレンド編集部では、社会人デビューして間もない女性新入社員5人に間違い探しに挑戦してもらった。全員が進学や就職を期にひとり暮らしをはじめ、一人暮らし歴は2か月から5年とまちまちだ。彼女たちからは「ゴミ箱に個人情報の記載された書類をそのまま捨てていること」「ピンク色のカーテンを使っていること」「窓際にテディベアが置かれていること」「外に女性ものの衣服を干していること」などが指摘された。
正しい答えは、次のとおり。
(1)窓のサッシに補助錠を付けていないこと
(2)女性のひとり暮らしだとすぐにわかるように洗濯物を干していること
(3)女性らしい色・柄のカーテン・小物が外から見えること
(4)個人情報が記載された郵便物や明細をそのまま捨てていること
(2)~(4)は、回答した5人の中からも正しい意見が出た。実際に、「茶色いカーテンを使う」「カーテンは基本的に閉めて生活する」「女性ものの衣服は室内干しにする」「洗濯物を干しっぱなしにしない」「郵便物は判別できない形にしてから処分する」と、それぞれ対策もしていた。
一方、 (1)は誰も正解しなかった。イラストの窓は「侵入対策不足」。鍵が1つだと、手が入る程度に小さくガラスを割るだけで解錠でき、比較的短時間で音を立てず内部に侵入される危険がある。両面テープで窓のサッシに貼る「引き戸用補助錠」などで「ツーロック」にすることで対策できる。5人からは「知らなかった」「そんなものが必要なのか」という声が上がった。
なお、より具体的な対策はプレスリリースで読むことができる。