静岡鉄道(静岡県静岡市)は、電車の中でDJが歌謡曲や平成の名曲を流す特別列車「~さよなら平成~しずてつDISCOトレイン」を2019年4月19日に運行する。
沿線の飲食店と連携、「アフターパーティー」も開催
特別列車は静岡鉄道グループの創業100周年を記念したもので、車両には100周年の記念ラッピングが施された新型車を使用。19時2分に新静岡駅を発車した列車は、終点の新清水駅で折り返し、20時44分に新静岡駅へと戻る行程だ。
電車内でDJが流す曲は、一般的にディスコやクラブでかかるEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)ではなく、ディスコ初体験者や幅広い年齢層が受け入れられる歌謡曲や平成の名曲が中心となる。
また、安全上の都合から両足が離れる激しいダンスは禁止される。
イベントでは、沿線の飲食店が電車内でドリンク・フードをふるまったり、電車を降りた後「アフターパーティー」開催の場所を提供したり、お土産として飲食割引券を乗客に渡したりと、地域との連携にも力を入れている。
静岡鉄道の広報担当者はJ-CASTトレンド編集部の取材に対し、
「DISCOトレインでは電車を降りたあとの導線づくりも意識した。イベントに参加して、地域の飲食店を知ってもらえれば」
とコメントした。
参加料金はワンドリンク、フィンガーフード、アフターパーティー入場券、お土産付きで一般4200円(税込)、平成生まれは3100円。募集人員は先着・要予約で80人。