電子機器などの輸入販売を手がけるエム・シー・エム・ジャパン(東京都千代田区)は、中国Shenzhen GPD Technology製の小型パソコン(PC)「GPD MicroPC(ジーピーディ・マイクロピーシー)」を2019年夏に発売するのに先だち、4月1日から予約受付を始めた。
旧世代の業務用ノートPCの置き換えを可能に
6型HD(1280×720ドット)ディスプレーを搭載した重さ440グラムのコンパクトボディーに、RS-232や有線LAN、HDMI2.0、USB 3.0×2、USB-Type-Cなどの多彩なインターフェイスを装備。多様な分野で使用されている旧世代の業務用ノートPCの置き換えを可能にするという。OSは出荷時の「Windows 10 Pro」に加え、「Ubuntu MATE 18.10」をサポートする。
手に馴染む丸みを帯びた形状のボディーはABS合成樹脂シェルを採用し、難燃性・高耐熱性に加え、1.5メートルからの落下試験で完全性率97.63%を実現したという堅牢性を実現。背面には2.5ミリ径の銅ナットが埋め込まれ、スタンドやブラケットなどに取り付け可能だ。
左右ボタン対応のタッチパッドに加え、バックライト付きQWERTYキーボードの左上側には左/中央/右のマウスボタンを装備する。
CPU(プロセッサー)は4コア4スレッドのインテル「N4100」を搭載。メモリーは6GB、内蔵ストレージは128GB M.2 SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)。microSDXCカードスロットを装備。2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応の無線LAN、Bluetooth 4.2をサポート。ストラップホールを備える。
なお、エム・シー・エム・ジャパンでは、メーカー標準品に加え、リカバリーUSBメモリーなどを同梱した「GPD MicroPC gpdjapan.com パッケージM」を用意。5月20日までの期間に予約すると、特典として純正USB Type-C電源アダプターがプレゼントされる。
価格は4万9572円(税込)。