JR東日本八王子支社は2019年4月8日~8月31日の期間限定で、かつて首都圏のJR中央線で運行し、車体全体にオレンジ色をまとった「201系車両」をモチーフとするラッピングトレインを運行する。
1代前の車両モチーフ「昔を思い出してほしい」
ラッピング車両は、4月6日からはじまる「中央線開業130周年記念キャンペーン」の一環として、中央線や青梅線の一部区間で運行する。ラッピング対象となるのは現在中央線で運行している「E233系車両」の1編成。
201系は、中央線においてE233系の1世代前にあたる車両で、試作車を除くと1981年~2010年の29年間、東京都心と郊外の間を走行していた。
通常のE233系の車体は銀色を基調にオレンジの線が横に2本入っているが、車体全体がオレンジ色だった201系とは様相が異なる。期間限定で運行する車両は、銀色の車体側面をオレンジ色に塗ることで、かつての201系を想起させるデザインとなっている。
JR東日本八王子支社広報担当者は、J-CASTトレンドの取材に対し、
「懐かしいオレンジ色の電車を見て、昔を思い出してほしい」
と語った。