排便に関する情報、多くが「家族」や「友人」から
親と子どもの便秘状況の相関性について。「母親が便秘状態」の場合は「子どもが便秘状態」が46.4%、「子どもが便秘状態ではない」が53.6%だ。しかし「母親が便秘状態ではない」場合は、「子どもが便秘状態」が27.9%に対し、「子どもが便秘状態ではない」は72.1%と、母子ともに便秘状態ではない人が圧倒的に多かった。
母親たちは排便に関する情報をどこから得ているのか。再度「子どもが便秘状態」と、「子どもが便秘状態ではない」とに分け、情報源を聞いている(複数回答可)。「子どもが便秘状態」の場合、1位は「家族(21.0%)」、2位が「友人(19.5%)」で、「子どもが便秘状態ではない」場合、最多回答が「友人(15.1%)」、次いで「家族(13.7%)」と、1位と2位が逆転した。
結果を受け、日本トイレ研究所は、母親たちが病院や保健所のような専門機関よりも、家族や友人に頼る傾向があると分析。子どもの排便状況を改善していくために、排便に関する正しい情報の発信し、また保護者がその情報を得やすい環境を整えることが必須だとした。