スマートストラップ(本社・東京)は2019年3月29日、「イヤフォンに関する意識調査」の結果を発表した。
30~50代男性2万1569人を行ったこの調査では、有線のイヤフォンを使っている人がケーブルの絡まりや、それをほぐす面倒さに不満を持っていることが分かった。
「取り出して使うまでが大変」「ケーブルが断線」も悩み
調査によると、通勤中にイヤフォンを使用している人は回答者の45.3%、30~40歳未満では56.2%となった。外出時に使うイヤフォンのタイプで最も多いのは有線イヤフォンで52.4%、以下、有線ヘッドフォンが21.2%、ワイヤレスイヤフォン(左右独立型)が10.4%、ワイヤレスヘッドフォンが8.1%、ワイヤレスイヤフォン(左右一体型)7.9%の順となった。
トップの有線イヤフォン利用者6934人に「利用時に困っていること」を複数回答で聞いている。最多は「ケーブルが絡まり、ほぐすのが面倒だったことがある」で、63.2%にのぼった。続いて「イヤフォンを取り出して使うまでが大変」が30.2%、「ケーブルが断線してしまう」が29.6%でこれに次ぐ。
利用者のワイヤレスイヤフォンに対する不満も見られる。「左右一体型」では多い順に、「電池がなくなってしまい使えなくなったことがある」が21.4%、「イヤフォンを落とすのが怖い」と「音切れ・音飛びしてしまう」がいずれも15.9%だった。「左右独立型」の場合は、「イヤフォンを落とすのが怖い」と答えた人が最も多く23.7%、以下「電池がなくなってしまい使えなくなったことがある」(18.7%)、「音切れ・音飛びしてしまう」(15.3%)だった。