セブン銀行(東京都千代田区)は、セブン-イレブン2万店舗内を中心にATM(現金自動預け払い機)を設置している。18年10月からは、「楽天Edy」ほか、交通系ICカード「Suica」や「PASMO」などのチャージができるようになった。
2019年3月29日、セブン銀行は東京・ベルサール汐留で行われた朝日新聞社主催のイベント「キャッシュレス社会そしてその次へ」に出展。J-CASTトレンド記者はイベント会場へ赴き、電子マネーチャージ体験をした。
キャッシュレス決済を安心してできるように
セブン銀行のイベントブースへ足を運ぶと、2台のATMがあった。担当者から説明を受けながら、まず初期画面の「電子マネーチャージ」を指でタッチ。用意されていた電子マネー「nanaco」カードを読み取り部分にセットし、メニューから「チャージ」を選んで、チャージ金額を選択。渡された模擬紙幣を紙幣口に入れて待っていると、5、6秒程度でチャージが完了した。記者は日ごろ現金でやりとりをすることが多く、電子マネーチャージは初めての経験だったが、手順がわかりやすく、あっという間にできた。
身近なコンビニや駅構内にあるセブン銀行ATMでは、現金取引以外に簡単に電子マネーにチャージすることが可能になった。現金不要でスムーズに買い物をしたい人、駅の改札で慌ててICカードにチャージするのが面倒というニーズにも対応。キャッシュレス決済に対して不安を抱える人にとっても安心だ。
セブン銀行・企画部の吉川岳伸さんは、「キャッシュレスやデジタル化の中でATMに求められる役割の変化に対応すべく、交通系電子マネーおよび楽天Edyのチャージが可能になりました。今回のイベントで体験いただき、少しでも多くの方にセブン銀行の便利さや、安全性を理解していただければ」と語った。