第2試合 高松商vs春日部共栄
奇襲を駆使する高松商が制するのか?それとも春日部共栄のエース・村田 賢一が踏ん張るのか?
高松商は神宮大会で見せたセーフティスクイズなど勝負所で小技を仕掛けるように相手から嫌らしい攻撃を見せ、着実に点を重ねる。その攻撃の中心は1番・飛倉 爽汰。昨秋は打率.413、9打点、8盗塁とチャンスメーカー・ポイントゲッターとして存在感を示した。飛倉を起点にして、つなぎの野球で得点を重ねていきたい。また神宮大会で本塁打を放った立岩 知樹はこの試合でも意外性を発揮できるか。エース・香川 卓摩は多彩な変化球を操り、制球力も一定以上のものがあるので、少ない失点が期待できそうだ。
一方、春日部共栄は村田、石﨑 聖太郎のバッテリーが高松商の打者の特徴、攻撃の特徴をつかみ投球を展開できるか。高松商の攻撃に惑わされ、受け身にならず、自分のピッチングができるか注目される。対する打線は右打者の黒川 渓、村田がキーポイントとなりそう。
試合展開は両投手とも実力を考えると、投手戦が予想される。どちらが集中打で攻略できるか。それができたチームが2回戦へ進みそうだ。