優先席の「優先順位」が分からない 障害持つ人が杖ついた人に席譲ったけれど...

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   「優先席の優先順位って何だと思いますか?」。こんな質問が2019年3月14日、女性向けウェブ掲示板「ガールズちゃんねる」 に投じられた。

   トピックを立てた女性は「障害がありヘルプマークをつけている」。ある日電車の優先席に座っていたところ杖をついた人が乗ってきたが、周りは誰も席を譲らなかったため、自分が譲ったのだという。

  • 優先席の優先順位とは…?
    優先席の優先順位とは…?
  • 優先席の優先順位とは…?

「譲ることを前提に座る」、「落ち着かないから座らない」

「周りの人が健常者かどうかは分からないし、体調不良で座ってるかもしれませんが。皆さん優先席って座りますか? ヘルプマークやマタニティマークをつけてる方、譲ってもらうことはありますか?」

   続いて女性はこう書き込み、「優先席の優先順位」を問いかけた。「赤地に白十字と白ハート」のヘルプマークは、外見はわからなくても援助や配慮を必要としている人が、周囲の配慮が必要であることを知らせ、サポートを得やすくするものだ。東京都福祉保健局のウェブサイト内にある「ヘルプマーク」のページには「ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら電車・バスの中で、席をお譲りください」とある。

   女性の質問に対し、さまざまな意見が集まった。優先席に「座る」という派からは

「優先席は普通に座ります 目の前に該当する方がいたら譲りますが正直見た目だけで判断はなかなか難しい」
「私は空いていたら座ります。必要な人がいたら一番に譲ります」

との声が寄せられた。一方、「座らない」人たちからは「譲るのが嫌だから優先席には近寄らないし座らない」、「私は絶対座らない派です。座ったとしても気持ちが落ち着かない」などのコメント。またヘルプマークやマタニティマークをつけた経験のある人たちからは、以下のような話があった。

「マタニティーマーク付けてても譲られた事ないよ」
「妊娠中は結構譲ってもらってありがたかった」
「リウマチの為ヘルプマークを付けていますが、席を譲ってもらったことはありません」
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