音響機器メーカーのティアック(東京都多摩市)は、アナログレコードプレーヤー「TN-4D」を2019年3月中旬に発売する。
フォノ入力のないオーディオシステムに直接つないで再生
新開発のブラシレスDCモーターとフィードバック制御により、水晶精度の正確さとコギング(モーターが細かく脈動する現象)を抑えた滑らかな回転を実現。従来のモーターより薄型設計とし、これまでのダイレクトドライブ方式ターンテーブルでは難しかったというスタイリッシュなデザインを採用した。
高級トーンアームブランド「SAEC」とのコラボレーションにより、可動部にナイフエッジを用いたトーンアームを新開発。通常のベアリング構造では得られない、分解能の高いサウンドを実現した。
また、フォノイコライザーに新日本無線製オペアンプ「NJM8080」を採用し、フォノ入力のないオーディオシステムに直接つないでアナログレコードの再生を楽しめる。UBSデジタル出力を備え、レコードの音をパソコン経由でデジタル録音可能だ。
カートリッジには米カートリッジブランド「SUMIKO」製のMM型カートリッジ「Oyster」をヘッドシェルに装着済み。トーンアームにはヘッドシェルやカートリッジの付け替えが容易なユニバーサル式を採用する。
LP、EPの再生が可能な45、33-1/3回転の2スピードに対応。出力端子には酸化に強い金メッキを施す。カラーはピアノブラック、ウォルナットの2色。
価格はオープン。