櫻井翔「ラグビー日本代表」いけるかも! 司令塔「10番」田村優も驚いたキック

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   日本テレビ系ニュース「ZERO」のキャスター、嵐の櫻井翔さんが、2019年3月4日放送で、ラグビー日本代表のエースナンバー「10番」を背負う田村優選手(キヤノン)の天才的プレーを学んだ。

  • 元ラガーマンだった櫻井翔さん
    元ラガーマンだった櫻井翔さん
  • 元ラガーマンだった櫻井翔さん

田村選手「バウンドまで計算できます」...宣言通りに

   櫻井さんは小学校5年~6年の2年間、母校である慶應義塾大伝統の「タイガージャージ」を着てプレーしていたことは、ご存じの方も多いだろう。

   放送された3月4日は、今年9月20日に開幕するラグビーW杯まで「200日」という節目の日。そこで櫻井さんが日本代表の「10番」を背負い、「天才」との異名を取る田村選手にプレーを教わる企画だった。

   田村選手といえば、国学院栃木高―明治大―NEC-キヤノン、そして日本代表としても活躍。キックの精度では、あの五郎丸歩選手を超えるとも言われている。さらに五郎丸選手がFB(フルバック)だったのに対して、田村選手はSO(スタンドオフ)。SOはチームの「司令塔」とも呼ばれ、パスやキックの起点となる、いわば攻守の「要」である。

   櫻井さんは今回、「グラバーキック」「ドロップキック」に挑戦した。グラバーキックとは、ボールをグラウンド上で転がして、味方に有利なキックパスを送るというもの。ただし、ラグビーボールは楕円(だえん)のため、そのコントロールが非常に難しい。

   ところが、田村選手は、

「バウンドまで計算できます。だいたい3~4バウンドで大きく跳ねる」

と話した。

   試しに櫻井さんが、田村選手のキックを取ってみる。すると1、2、3...バウンドでピタリと櫻井さんの胸に収まった。

   次に、櫻井さんがグラバーキックに挑戦。すると、1、2、3...と転がって見事にボールが跳ね上がった。これには田村選手も、

「僕よりうまいです!」

と絶賛。しかし櫻井さんは、

「テレビ的に×(失敗する取れ高が欲しかった)ですね」

と苦笑いした。

「グラバー」より難しい「ドロップ」

   続いて、櫻井さんは「ドロップキック」にも挑戦した。ドロップキックとは、試合開始のキックオフ時に地面でワンバウンドさせて敵陣へ蹴り込んだり、敵陣ゴール前でワンバウンドさせて「H型」のゴールを狙うDG(ドロップゴール)などで使用する。

   記者もラグビー経験者だが、これはサッカーボールなどの「球形」であれば、さほど難しくない。しかし、ラグビーボールは楕円。また芝の状態によって微妙に跳ね返りが変わるなど、極めて難しいキックである。

   コツは、楕円球のボールを地面へまっすぐに落として蹴ること。田村選手はいとも簡単に蹴って見せたが、櫻井さんが蹴ると...「あさって」の方向へ飛んで行った。

「全然できない!」

と、イラつく櫻井さんに、田村選手は

「ボールを(地面に)落とす時に曲がっているから。だから(方向が)定まらないんです」

と極意を伝授していた。

(J-CASTトレンド編集部 山田大介)

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