加藤登紀子は樹木希林とウマがあった
ステージ後半には「おときさん」の愛称で親しまれるシンガーソングライターの加藤登紀子さんも登壇した。
加藤さんは「赤い風船」「知床旅情」「百万本のバラ」などのヒット曲で知られる。一方で、東大生だった1960年代、学生運動に参加。逮捕され、収監されていたことは有名だ。当時の活動家だった故・藤本敏夫さんと「獄中結婚」をしたことも、話題となった。
実は、昨年、惜しまれつつ亡くなった樹木希林さんとウマがあったという。同じ1943年生まれで「1学年妹」という加藤さん。その対談は「夫は私の重しでした」というテーマで、「男をコケにする」という中身。おおいに盛り上がったそうだ。
「私の夫もいろいろありましたが、彼女(希林さん)もいろいろありましたよね。でも、最後まで(内田裕也さんと)離婚しなかった。立派な方だったと思います」
と話し、歌とともに人生訓を話していた。