日本テレビ系バラエティー番組「笑ってコラえて!」内の名物コーナー「朝までハシゴの旅」が、2019年2月20日放送で100回となった。
終電から始発まで...1人5000円で、どこまで食べて飲めるか?
同コーナーは、2014年4月9日から放送を開始した。司会の所ジョージさんに「いってらっしゃい!」と言われ、タレントが出発。金曜日の夜、朝までやっている酒場に行く企画。同じく名物コーナー「ダーツの旅」とは違った、楽しい出会いがあるのでは...ということで始まったそうだ。
ルールは、決められた街の酒場で、いろいろな人々と触れ合いながら、終電から始発まで食べて飲むというもの。出演者が番組から1人当たり5000円を渡され、酔っぱらいつつも人々の話を聞いていく。
初回を担当したのが、同局でも有名な「コマツバーラ」こと小松原正勝ディレクター(以下、D)だ。のぼり旗を持ち、飲食店を練り歩き、現場にいた人と談笑を楽しみつつおごってもらっちゃったり(予算1人5000円なので)...。
2月20日は「100回記念」として、小松原Dが初めて訪れた東京・西荻窪に凱旋(がいせん)。お酒大好きタレント佐藤栞里さん、お笑いコンビ「バイキング」の小峠英二さんと3人でそぞろ歩いた。小峠さん、小松原Dともにスキンヘッドが売り。そこで、佐藤さんの「耳打ち提案」で、佐藤さんが両手を真上に挙げて「1」、小峠さん、小松原Dが憮然(ぶぜん)とした表情で「0」「0」(スキンヘッドなので...)というシーンからスタートした。
ピース又吉は収録中に「ガチ寝」
同コーナーは、どうも「ガチ」でお酒を飲んでいるようだ。番組担当者を取材すると、
「基本的に、出演者の皆さんには、好きなお酒を好きなように飲んでいただいております。お酒が飲めない方が出演されたこともありますので、その場合は、ソフトドリンクですね」
また、100回で登場したゲストは、
「何度も出ている方もいらっしゃるので、115人ほどです。一番、印象に残っているのは...収録中に(酔っぱらって)寝てしまったピース又吉(直樹)さんでしょうか」
コーナーの性質上、一般の人も基本的に酔っぱらっており、中にはその勢いで「電話プロポーズ」したツワモノもいる。ほかにも、
「東京で取材した方のお母さまに奄美大島でお会いしたり、出演者の同級生に出会ったり...想像できないような出会いが数多くあります」
尚、「100回記念」回の世帯視聴率も、14.2%と好調だったようだ。