インターネットと賢くつきあい、依存を回避する方法
スマートフォン(スマホ)の急速な普及により、歩きながらスマホをいじり、カフェで友達と話しながらお互いスマホを眺めているような状況や、課金に数10万円を注ぎ込んだり、SNSで他人の動向をチェックしてしまうなど、病的な使い方も目立つようになってきた。小・中学生らのスマホの所持率も年々増加傾向にあり、親の知らないところでコミュニティーが形成され、子供達がインターネットを介した犯罪やインターネット上での誹謗中傷に巻き込まれるといったリスクも増加している。
2013年に発売された同書の改訂版『脱ネット・スマホ中毒』(著者:遠藤美季 誠文堂新光社 1512円)では、ネット依存のアドバイザーとして活躍する著者に寄せられた実際の相談をもとに、依存のきっかけや実態を紹介するとともに、何をしてはいけないのか、どうすれば依存を防ぎ、インターネット上のさまざまなトラブルから身を守ることができるのかをマンガや事例を交えて解説。
「つながらないとヤバイ学生たち」「仮想世界に生きるネトゲ狂者たち」「ネット犯罪に巻き込まれない&引き起こさないために」など全6章。