「今朝10数年ぶりに舌を噛んだ。子供が泣くのも頷ける。超痛ぇ」
日本テレビの青木源太アナウンサーが2019年2月15日、公式ツイッターでこう呟いた。自身の4歳の息子が時々、食事中に舌を噛んだ痛みで突然泣き始めることがあり、「そういえば僕も小さい頃はよく舌を噛んでたなぁ、大人になると噛まなくなるよねぇ」と話していたが、青木アナ自身も舌を噛んでしまったという。
年齢にストレス、噛み合わせにも注意を
どうして舌を噛んでしまうのか。北海道札幌市のこばやし歯科医院のウェブサイトには「口の中を噛んでしまうのは?」というページがあり、頬の内側や舌を噛んでしまう原因が紹介されている。
同ページによると、「口の中を噛んでしまう」と症状を訴える人の多くは年齢層が高い。年齢とともに、歯と舌や口の動きの連携がうまく取れなくなってきていることによる「加齢現象」のひとつだという。
また「ストレス」や「疲れ」も原因として考えられる、と説明がある。ストレスのせいで、半ば無意識に頬を噛んだり、頬を吸うくせがついてしまったりして、口の中を噛みやすくなる。さらにストレスなどによる体重の急激な増加も原因となることがあり、同ページでは「ストレスからの開放や、睡眠を十分とる」などの「休養」を推奨している。
そのほかに「噛み合わせが悪い」、「被せ物を入れたばかりで慣れていない」、「被せ物が合っていない」も注意が必要のようだ。いずれにしても、痛みがひどい、繰り返し同じ箇所を噛んでしまう、上記の原因にあてはまらないと思える、といった場合は早めに医師に相談するのが良い。