日本で最初に設立されたイラストレーター団体・日本出版美術家連盟(JPAL)が、原画展示販売フェア「本とさし絵。」を開催する。期間は2019年2月9日~24日、会場は東京・紀伊國屋書店新宿本店。
1960~70年代のプラモデルの箱絵などで活躍したボックスアート画家・小松崎茂氏をはじめ、時代小説などの挿絵画家・堂昌一氏、宇宙やSFをイメージした作風で、レコードジャケットのアートワークを多数手掛けたグラフィックデザイナー・長岡秀星氏ら、44人の作家が出展する。
小松崎氏が手掛けた、迫力ある原画を展示
本フェアでは、出展作家による一点ものの原画作品や複製画、ポストカードやTシャツなどのアーティストグッズにお目にかかれる。目玉は、2001年に亡くなり、17回忌を迎えた小松崎氏のコーナー。なかなか目にすることができない原画、精巧な複製画が揃い、迫力のある筆致を楽しめる。
また、売り場には出展作家が交代で立つため、目当ての作家と直接交流できる。個々の作家が会場にいる時間、著書へのサインが可能な時間などの詳細情報は日本出版美術家連盟の公式フェイスブックページで順次発表される。