「今、メッセージで、こんなの届いた。本当かな?」――。放送作家の鈴木おさむさんが2019年2月5日、ツイッターで、自身に届いた一通のメッセージを紹介した。
「会員登録の未納料金が発生しております。本日中にご連絡なき場合、法的手続きに移行します。アマゾンサポートセンター」
「Amazon.co.jp」から未納料金の督促は絶対に来ない
前述のメッセージの末尾には、実際は電話番号が記載されていた。J-CASTトレンド編集部でこの番号を検索してみたが、結果一覧にアマゾンサポートセンターの名前は出てこなかった。
鈴木さんのツイッターのリプライ(返信)欄には「詐欺ですよ。私も同じの届きました」、「詐欺です。惑わされないで」と注意を促す書き込みが多く寄せられている。
インターネット通販サイト「Amazon」を見ると、「Amazon.co.jp からの連絡かどうかの識別について」というウェブページがある。不正なメッセージにだまされないよう、ユーザーに注意を促す内容だ。
例えば「未納料金があります。支払わないと法的手続きに移行します。この電話番号に電話してください」、「未納料金をAmazonギフト券で支払ってください」など、商品代金の未納料金を督促する連絡をEメールやSMS、電話、はがきなどでAmazon.co.jpが送ることはない、とある。そのため、届いたメッセージに記載されている連絡先に不用意に連絡したり、リンクや添付ファイルを開いたりしないように呼び掛けている。