パナソニック サイクルテック(大阪府柏原市)とベビー業界大手のコンビ(東京都台東区)が共同開発した子乗せ電動アシスト自転車「ギュット・クルーム」は、2018年12月3日の発売から1か月で、「受注数1万台」を突破した。パナソニック サイクルテックによると、これは通常の販売スピードの2倍の速さだという。
同社は、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんを「ギュット・クルーム」のアンバサダーに起用。その就任式が19年1月31日、東京・南青山で行われた。
3つの「ぎゅっと守りたいもの」は、妻と息子と...
就任式冒頭、「ギュット・クルーム・EX」を押しながら登場した渡部さんは18年9月に第一子が誕生したばかりの「新米パパ」だ。アンバサダー就任に当たり、ギュット・クルームについて勉強・試乗したという。
「ギュット・クルームの魅力」を問われると、コント時のように流ちょうな話しぶりで、揺れによるストレスや体への負担を軽減する、ベビーカーのような乗り心地の「クルームシート」をはじめ、子どもが振動やうたた寝で頭をぶつけても衝撃を和らげてくれる「ソフトグリップ」などについて、実際に手で指し示しながら解説。パナソニック サイクルテック社員から「素晴らしい」と絶賛されていた。
またギュット・クルームになぞらえ、渡部さんは3つの「ぎゅっと守りたいもの」をフリップで説明した。妻と息子に続き、最近、家を購入した相方・児嶋一哉さんにも言及し、
「最近、相方の児嶋の名前が『大嶋』と間違えられなくなった。『大嶋さん』、『大嶋じゃないよ、児嶋だよ』というのが彼の唯一のギャグなんです。間違えることで仕事も増えると思うので、よろしくお願いします...男性の平均寿命は大体80歳くらいなのに、79歳までローンを組んじゃったので」
と、心配する様子を見せていた。