なぜそこまで...夜中に川柳50句連投 テレビ金沢ツイッター「魂の叫び」に大反響

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「ツイッター 遊びじゃないの 仕事なの」

   2019年1月22日、テレビ金沢の公式ツイッターアカウントがハッシュタグ「#企業公式中の人川柳」を付けてこんな一句を投稿した。すると、全国の企業の公式ツイッターアカウントが続々と、ツイッター運営を担当する「中の人」ならではの苦労や思いを川柳でツイート。ハッシュタグがトレンド入りするほどの反響を呼んだ。

  • 「ゴールドラッシュの日(1月24日)」限定、テレビ金沢ツイッターアカウント画像
    「ゴールドラッシュの日(1月24日)」限定、テレビ金沢ツイッターアカウント画像
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毎年恒例のあの企画から閃いた

   火付け役となったテレビ金沢は1月22日の22時19分から翌23日の0時52分まで、約2時間半かけて50句を連続ツイート。これほどの数の川柳を詠み上げている企業アカウントは他にない。

   J-CASTトレンドは、テレビ金沢に電話取材した。編成部社員で、2017年2月頃から1人で公式ツイッターアカウントの運営に当たっている担当者から、こんな回答が得られた。

「1月22日にサラリーマン川柳の入選作品が発表されたのを見て、ふと『中の人』の立場で川柳を作ってみたら面白いんじゃないかと思いついたんです。前々からこんな企画をやりたい、と思って温めていたわけではありません(笑)」

   第一生命保険が毎年開催している「サラリーマン川柳コンクール」の発表を見てインスピレーションが湧いたのだという。気付くといつの間にか40句作っており、「100句は厳しいけれど、50句ならあと10句だからいけると思いました」。調子のいい時は、1分に1句のペースで作れたと話す。

   すべて自分自身の体験にまつわる作品なのか。

「それだけではありません。普段から親交のある地元企業のツイッターアカウントの中の人たちから聞いた、さまざまな『中の人あるある話』などを5・7・5に当てはめてみたんです」

   また、反響の大きさについては「ここまで盛り上がるとは思わなかった」と驚いた様子を見せた。

「50句作ったので、これだけあればフォロワーや親交のある企業アカウントに楽しんでもらえるだろうとは思っていました。ただ、日ごろなかなか関わる機会がない、あるいは知らない企業アカウントの皆さんにまで参加してもらえるとは予想しておらず、嬉しい驚きでした」
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