パソコン(PC)ブランド「dynabook(ダイナブック)」を手がけるDynabook(東京都江東区)は、ノートPC「dynabook G」シリーズを2019年1月17日から順次発売を始めた。
シャープ「IGZO」液晶ディスプレー搭載
1月1日から事業活動を開始した同社の第1弾は、「dynabook」ブランド30周年記念として、軽量ボディーや堅牢性、駆動時間、拡張性、セキュリティー性能など、モバイルノートPCに求められるそれら全てを追求したという。
軽量で高剛性のマグネシウム合金ボディーの採用や様々な部品の軽量化などにより、厚さ約17.9ミリ、重さ約779グラム(最軽量モデル)を実現したほか、米国防総省が制定した「MIL規格(MIL-STD-810G)」準拠のテスト10項目をクリアしたという堅牢性を備える。
シャープ製の13.3型フルHD(1920×1080ドット)「IGZO」液晶ディスプレー、第8世代インテルプロセッサー、PCIe対応の高速SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)などを搭載。最大約19時間というバッテリー駆動が可能だ。
USB Type-C、USB 3.0、HDMI出力、有線LANコネクターなどのインターフェイスを装備。赤外線と可視光センサーを1つにまとめた「Windows Hello」対応の赤外線顔認証を搭載したモデルも用意し、写真や絵による"なりすまし"を防止できる高度なセキュリティーを実現した。
個人向けモデル「Gシリーズ」(1月24日から順次発売)は、プロセッサーやメモリー、ストレージ容量の異なる「G5」「G6」「G7」「G8」をラインアップ。法人向けモデル「G83」も用意する。
いずれも価格はオープン。