「ラグビー×猫」で「ラガーにゃん」! 「女性自身」の連載まんがカワイすぎて萌える!

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   「ラガーにゃん」というキャラクターを、ご存じだろうか? 光文社発行の「女性自身」で連載されている「まんが」である。

   同まんがは、白猫、黒猫という可愛らしい両チームが対戦しつつ、練習や試合を通じてラグビーの「イロハ」を学び、その面白さ伝えていく...という作品である。今年9月20日に開幕する「ラグビーW杯日本大会2019」を目前とした1月18日、ついに書籍化が実現した。

  • 光文社より発売された「ラガーにゃん」の表紙。カワイイ顔なのに、眉毛が吊り上がっているところがギャップ!
    光文社より発売された「ラガーにゃん」の表紙。カワイイ顔なのに、眉毛が吊り上がっているところがギャップ!
  • 白猫チームと黒猫チームが、楕円球をめぐって大暴れ!
    白猫チームと黒猫チームが、楕円球をめぐって大暴れ!
  • キックだって、蹴っちゃうもんね~!
    キックだって、蹴っちゃうもんね~!
  • 光文社より発売された「ラガーにゃん」の表紙。カワイイ顔なのに、眉毛が吊り上がっているところがギャップ!
  • 白猫チームと黒猫チームが、楕円球をめぐって大暴れ!
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「ラグビーW杯」を222倍(ニャーニャーニャー)楽しむ必読「まんが」

   記者は元ラガーマンの40代男性だが、なかなか、女性誌を手に取る習慣がない。ただ、J-CASTでは女性誌を定期購読しており、お昼休みにパラパラ...っと眺めていると、女性自身に「ラガーにゃん」なる連載が載っているではないか!

   「ラグビー×女性誌」...とは、おおよそ180度違うカテゴリーな気もするが、このギャップを埋める「猫」が、カワイくてたまらない。ストーリーとしては「白猫チームと黒猫チームがラグビーで対戦する中、様々なルールを分かりやすく解説する」というもの。初版本の帯には「ラグビーワールドカップを222倍(ニャーニャーニャー)楽しむ必読まんが」と称し、現役代表WTB(ウイング・スリークオーター・バックス)の「スピードスター」としても知られる福岡賢樹選手も登場している。

   この絵を手掛けているのが、漫画家・そにしけんじ氏。同氏は、1969年に北海道で生まれ、自身も高校1年からラグビーを始めたそう。また「大の猫好き」が興じ、両方の良いとこ取りをした結果、同まんが「ラガーにゃん」が誕生したという。

   そして、同書の解説を務めているのが、元日本代表の廣瀬俊朗氏だ。同氏は、

「練習後の豚汁やお汁粉が目当て(笑)。ほかの選手も父親や兄がやっていた、体が大きくて先生に誘われたなど、始めた理由はさまざま。防具を着用しないで相手と接触するから痛い目にあうことも。でもそれが楽しいのです。」

とつづっている。

「ゆるキャラ」とは対照的な本気度がスゴい!

   肝心の「猫キャラ」だが、俗にいう「へたうま」風がカワイイ! しかし「緩い感じ」に思われがちだが、どっこい、ルール等についても、はっきりと解説している。

   同誌編集担当者によると、

「そにし氏もラグビーに造詣が深かったのと、監修として元日本代表の廣瀬氏を招いているところが大きいかもしれませんね」

と話す。

   廣瀬氏といえば、あの橋下徹氏を輩出した大阪の名門・北野高ラグビー部出身。同部でも主将を務め、のちに進学した慶応義塾大でも主将。さらに就職した東芝でも主将、さらにさらに日本代表にも上り詰め、ここでも主将を務めた。

   2015年ラグビーW杯で日本代表の指揮を執ったエディ・ジョーンズHC(ヘッド・コーチ)からも「自分がラグビー界で経験した中で、ナンバーワンのキャプテンだ」と言われるほど、キャプテンシーに優れている人物で、その廣瀬氏が解説しているところが「いいギャップ」を生んでいる最大の要因だろう。

   男くさい、泥だらけ、ルールも分かりにくい...。ラグビーに対する世の中のイメージは、そういったところかもしれない。しかし「ラガーにゃん」は、女性にも分かりやすく、愛くるしく描かれている。

   今年、日本で開催されるビックイベントを前に、ご一読されてみては?

(J-CASTニュース編集部 山田大介)

(1月22日正午追記)そにしけんじ氏、廣瀬俊朗氏の記述内容について一部修正しま した。

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