「20周年おめでとう」、「作ってくれてありがとう」――。2019年1月21日、こんな祝福コメントがツイッターに多数投稿された。任天堂の対戦アクションゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」が、生誕20周年を迎えたためだ。
「ぼくは、未だにあの『◯◯%』という表示の意味がよくわからない(笑)」
ツイッターでは、「大乱闘スマッシュブラザーズ【スマブラ公式】」アカウントや、「スマブラ」の生みの親で、ゲームクリエーターの桜井政博さんがファンへ向けて「ありがとうございます」と感謝のツイートをして話題に。著名人らもスマブラにまつわる思い出や祝福の投稿を次々に書き込んでいる。
任天堂のゲーム「星のカービィ」のキャラクター「カービィ」と、「MOTHER2 ギーグの逆襲」のキャラクター「ネス」の担当声優で、「ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ」から声を当てている大本眞基子さんは
「20年...!!おめでとうございます 初めて桜井さんにお会いしてカービィやネスに声を当ててからそんなに経つんですね~」
と月日の流れに想いを馳せていた。
人気ユーチューバーグループ「フィッシャーズ」のリーダー・シルクロードさんも
「スマブラ20周年ですね!SPを触りだしたのも遅く、64とforで腕を磨きましたがSPでも強くなって行きたいと思います!!素晴らしいゲームだ...」
とスマブラ初代からのユーザーであることに触れ、スマブラを絶賛した。
また、脳科学者の茂木健一郎さんも「スマブラ20周年かあ」とツイート。ゲーム内では、攻撃を当てたり当てられたりすると蓄積していくダメージが「%」で表示されるが、茂木さんは「ぼくは、未だにあの『◯◯%』という表示の意味がよくわからない(笑)」といい、
「際限なく変わっていく感じで、それで中途半端な数字のときに、ズーンと光の柱? みたいになって消えていくよね。どういうシステムなのか(笑)。ぼくにとってのこの世の七不思議の一つです。(笑)」
とこぼす。リプライ(返信)欄には「説明しよう。パーセントはダメージなのだ」、「おそらく足の『踏ん張る力』かな」といった解説や、「茂木さんスマブラを知っているのですか!?」と驚きのコメントが寄せられていた。
「スマブラ」シリーズは、1999年1月21日にNINTENDO 64から発売された「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ」を皮切りに、ニンテンドーゲームキューブやWiiなど歴代ゲーム機向けにもソフトが続々と生み出され、2018年12月7日にNintendo Switchで最新作にあたる「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」が販売されたばかり。新タイトル発売のたびに話題となり、「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」は発売1週目で500万本(ダウンロード販売含む)を売り上げている。