寒い日が続く。あと半月ほどで節分だが、この日に「恵方巻」を食べる「文化」も定着してきた。
スーパーやコンビニでも「恵方巻」を販売している。しかし「巻物」となれば、やっぱり「お寿司」だろう。J-CASTトレンドでは、毎年奇抜な恵方巻で話題を巻き起こす「くら寿司」を取材した。
巻き寿司の中に「ちくわ」が丸ごと1本!
同担当者によると、
「(恵方巻は)もともと、関西発祥の文化だったと聞いています。特に冬の寒い時期には、外に出たくない日が多いかもしれません。そこで、1度で家族の皆さんが楽しめるよう、2003年から西日本を中心に販売をはじめ、2007年からは東日本でも販売を始めました。(恵方巻のような)太巻は、ロボットでは握れませんので、店舗で1人1人が丹精を込めて握っています」
くら寿司の今年の新メニューは「なんだこれは!?巻」(税込=248円)。巻物の中身に「ちくわ」「えびマヨ」が入っている。
巻き寿司に「ちくわ」を丸ごと1本入れる...というのも斬新なアイデアだが、
「お子さまにも恵方巻を楽しんでもらえるよう試行錯誤をした結果、『ちくわ』と『えびマヨ』というお子さまの大好きな最強の組み合わせにたどり着きました」
記者が試食してみたところ、生の「ちくわ」ではなく、ほんのり揚げてある触感が寿司飯と相まって、食感が面白い。また一緒に巻かれている「えびマヨ」がマイルドな味を醸し出しており、「なんだこれは!?巻」と銘打ったのもうなずける。
「何しろ、お客さまに驚いてもらいたい、喜んでもらいたい...という気持ちで、試行錯誤を続けました」