外国人観光客増加へ「容認」の傾向
「留意するポイント」としては、
・宗教、文化、ファッション等の様々な理由で入れ墨をしている場合があることに留意する。
・利用者相互間の理解を深める必要があることに留意する。
・入れ墨があることで衛生上の支障が生じるものではないことに留意する。
「入浴に関する対応事例」としては、
(1) 一定の対応を求める方法
・シール等で入れ墨部分を覆い、他の入浴者から見えないようにする(衛生的な入浴着等を着用する方法も考えられる)。
(2) 入浴する時間帯を工夫する方法
・家族連れの入浴が少ない時間帯への入浴を促すようにする。
(3) 貸切風呂等を案内する方法
・複数の風呂がある場合、浴場を仕分けてご案内する。
・貸切風呂がある施設では、貸切風呂の利用をご案内する。
・宿泊施設の場合、専用風呂のある客室棟をご案内する。
といった具合だ。
また、一般社団法人「日本温泉協会」は、J-CASTトレンドの電話取材にこう答えた。
「施設ごとの対応なので、我々も口は出せない立場です。ただし、傾向としては『入れ墨&タトゥー』を容認する方向に向かっていることは事実です」
国籍や人種は違えど、温泉や銭湯にゆっくりつかって、文字通り「裸の付き合い」ができるような日本であってほしいものだ。