高校ラグビー「関西勢」がとことん強い 記者も体験した関東との大きな違い

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「関西のオールブラックス」天理大は初戴冠なるか?

   2018-2019年シーズンは、トップリーグ(TL)で神戸製鋼、高校が大阪桐蔭、そして今月12日には天理大―明治大の「大学選手権」決勝が、東京・秩父宮ラグビー場で行われる。ここで天理大が初優勝を成し遂げれば、関西勢が「TL」「大学」「高校」の「3冠」を達成することになる。天理大は今月2日に行われた準決勝で、「V10」を目指した帝京大に完勝した。

   これまで「高校=西高東低」、「大学=東高西低」の図式だった。関西ラグビーフットボール協会は、

「(ラグビーの)土壌は、確かに関西にはあるんですけど、やっぱり『テレビ中継』のような注目度があり、スタジアムも満員になる...。選手たちは、当然、そちら(関東の大学)を目指していくのでは」

と指摘した。だが天理大が優勝すれば、「大学=東高西低」が、少なくとも10年ぶりに大きく崩れることとなる。

   今年の秋には「ラグビーW杯日本大会」が、全国各地で開催される。関西のみならず、老若男女を問わず、いろんなところでラグビーの魅力を知ってほしいところだ。



(1月9日11時45分追記)大阪工大高と啓光学園の現校名に誤りがありましたので、修正しました。

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