新加入選手多いジャイアンツだが...
2位予想は、ジャイアンツだ。昨年97打点を稼いだ丸選手の加入で得点力アップを図るも、同84打点のケーシー・マギー選手が退団するため、劇的な戦力アップは望めないのではないかとみている。ほかに元西武ライオンズの炭谷銀仁朗捕手(31)、元オリックス・バファローズの中島宏之選手(36)、元米大リーグ、シアトル・マリナーズの岩隈久志投手(37)が加入するが、いずれも「空気を変えるための補強」との見立てだ。そういう意味では基礎戦力が磐石とはいえないが、原辰徳監督の就任で選手は奮起すると予想する。
3位は、横浜DeNAベイスターズ。2017年に投手陣を牽引した左ピッチャーにけが人が続出した昨年は、3年ぶりにBクラス(4位)となった。濱口遥大投手(23)や今永昇太投手(25)ら左腕の先発、昨季「新人王」に輝いた東克樹投手(23)の活躍がカギを握る。一方で、打線には厚みがある。昨年38本塁打・89打点の筒香嘉智選手(27)、故障で一時離脱するも26本塁打・77打点のホセ・ロペス選手(35)、2年連続で打率3割以上、昨季28本塁打の宮崎敏郎選手(30)、5月に初出場ながら41本塁打で「本塁打王」に輝いたネフタリ・ソト選手(29)と、ホームランバッターが多い。