ファミリーレストランで、人気を集めているのはどこか。
マーケティングリサーチ会社のマイボイスコム(本社・東京)が2018年12日25日に発表した調査結果によると、2つのファミレスブランドに人気が集まっていた。一方で、地域によって異なる傾向も見られた。
コスパや低価格が支持される
調査は18年11月1日~5日にかけてインターネット上を通じて実施された。10代~70代の6765人が回答した。
「直近1年間に利用したファミリーレストランはどこか」(複数回答可)を聞いたところ、「ガスト」(59.7%)と「サイゼリヤ」(41.8%)に集中した。
選んだ理由を見ると、ガストはコストパフォーマンスのよさが支持されているようだ。
「味も良く、値段も手ごろで、自宅や会社の近くに店舗があり便利なので」(63歳男性)
「メニューが豊富で価格のわりに味のクオリティーが高いから」(52歳女性)
「子ども向けメニューの豊富さと、アンパンマンが好きだから」(39歳女性)
サイゼリヤは安さを支持する声が多く、マイボイスコムの発表資料によると若年層での比率が高い傾向にあったという。
「価格の安さ。コスパがいい。お酒も飲めるところがよい」(29歳女性)
「ランチがお得な値段で食べれるし、スープがおかわりし放題だから」(45歳女性)
「値段が安くてボリュームもあるし、そこそこうまいから」(50歳男性)
北日本、西日本で人気なのは
一方で、地域別に人気の傾向が異なる。全体で3位(19.9%)の「びっくりドンキー」は北海道、東北在住の回答者からの支持が厚い。また、全体8位(13.7%)の「ジョイフル」は、中国、四国、九州での人気が高かった。
びっくりドンキーとジョイフルに対しては、メニュー内容を評価する声があがっている。
<びっくりドンキーについて>
「ハンバーグが食べたくなったらびっくりドンキーに食べに行く」(55歳女性)
「料理が好きなので。お店の感じも好きです。お値段もお手ごろ。デザートも美味しい」(37歳女性)
<ジョイフルについて>
「定番だけでなく、期間限定メニューにも魅力がある」(32歳女性)
「ドリンクバーのクーポンがあるし、値段と内容量がつりあっていてコスパがいいから」(25歳女性)