繊維大手の東洋紡(大阪府大阪市)は新企業CM「いろんな顔」編(15 秒、30秒)を2018年12月29日から全国でオンエアする。
それに先駆け、同社は本CMを12月26日からオフィシャルサイトで公開している。
「東洋紡社員のナチュラルな演技も必見です」
本CMは、
"すごくいろんな顔を持っている。"
をコンセプトに制作された。東洋紡が繊維事業だけでなく、フィルム・機能樹脂、産業マテリアルなど多様な事業を展開していることを伝えるためだ。
内容は、男性の後頭部や頬、まぶた、口周りに描かれたリアルタッチな「人の顔アート」が画面いっぱいに映され、カメラに向かってさまざまな表情を見せながら東洋紡の紹介をするもの。発表資料によると「いろんな顔」の意味が伝わるよう、それぞれの顔のキャラクターも詳細に設定されている。
人の顔アートを手掛けたのは、リアルな目やモノを描くボディーペイントで注目を集めるアーティスト、チョーヒカルさん。17年12月20日に同社が公開したCM「チョーさん描く」編でも起用された。東洋紡は制作過程について、描きやすい「キャンバス」となる顔を見つけるためにチョーさんと共に大勢のオーディションを行い、表現の肝である「いかにリアルに見せるか」についてチョーさんがプロとして妥協なく取り組んでいたことを明かしている。
本CMラストでは、大写しになっていた人の顔アートからカメラが引き、東洋紡のオフィス風景を映し出す。同社は発表資料で「東洋紡社員のナチュラルな演技も必見です」とコメントしている。