「ファンミーティング」をやってみたい
――2人がツイッターを運用するようになった経緯を教えてください。
姉:まず2010年2月、社長が私にツイッターの立ち上げを指示しました。
妹:私が初めてツイッターで呟いたのは2015年8月ごろです。先に話したように姉がツイッターから1年ほど離れることになったので、私が運用を引き継ぎ、週に1回ほど担当する「妹の日」を作りながら3か月ほどかけて少しずつ慣れていきました。16年3月から17年4月までは私1人で、17年5月以降は私と姉が定期的に交代しながら運用しています。
――他社のツイッターアカウントの管理者から、「2人で運営していていいね」と言われることはありますか?
姉:言われますね、「キングジムさんは安泰だね」と。企業アカウントはどこも後継者問題が切実なようです。
――今年は昨年と比べてどんな1年になったと感じていますか。
妹:フォロワーとの距離がより縮まったなと。学校で会った友達と交わす「日常会話」に近いやりとりができる空気を感じています。
姉:今年は妹が忙しくてなかなかツイッターに登場する機会がなかったのですが、そうするとフォロワーの「妹欲求」が溜まるのか、私が「妹に交代する」とツイッター告知すると「わー、待ってました!」と大歓迎してもらえるんです。姉と妹、2人での運用が認知されてきたんだな、と感じる1年でしたね。
妹:私がツイッターに久しぶりに登場したとき、「おかえり」という言葉をもらいまして。なんか家みたいになってる、と思いました(笑)
――最後に来年、挑戦してみたい取り組みについて教えてください。
姉:弊社ではツイッターを「コミュニケーションをとる場」と位置付けており、フォロワーとの交流をとても大切にしてきました。その軸は変えずに、実現できるかはわかりませんが、いつか「ファンミーティング」みたいなことをやってみたいです。
妹:どういう人がいつも応援してくれるのか気になりますし、純粋に会ってみたいです。リアルイベントを実施することで、より皆さんとの距離感が近くなれば。これからも、必要とされる限りはツイッターの運用を頑張っていきたいですね。
姉:そうですね。日々精一杯ですが(笑)