クリスマスに焦り・ストレスを感じる女性
エヌ・ティ・ティ・ソルマーレの調査ではまた、全国の20歳~39歳の女性1032人を対象に、「クリスマスに向けた恋愛意識」をたずねた。「クリスマスが近づいてきたことによる、焦り・ストレスの有無」を聞くと「抱えている」(57.1%)と回答した人が過半数を超えた。
こうしたストレスを抱える女性に向けて、明治大学教授で法言語学者の堀田秀吾氏は、「マンガーマネジメント」(マンガによるストレス解消)を提唱する。
「今回、マンガを読んだ場合・読まなかった場合で、簡易な検証を行ったところ、ストレス解消に一定の効果があることが確認されました。イギリスのサセックス大学の研究で、本を読むこと自体に、ストレス解消効果があることが分かっており、特に物語性があると効果が高いそう。物語性があると良い理由は、『共感する』からです。東邦大学医学部の有田秀穂教授の研究では、共感することで"幸せホルモン"と呼ばれる神経伝達物質『セロトニン』が増えることが分かっていますし、共感することで心身をリラックスさせる副交感神経が優位になるという研究もあります」