「名前は『幸空』と書いて、『こあ』と読みます」
タレントの杉浦太陽さん・辻希美さん夫妻が2018年12月13日、インスタグラムで今月生まれた三男の名前を発表した。ネットでは「おめでとうございます」、「可愛い」といった祝福の声が上がっているが、「よめないね」、「期待を裏切らないキラキラネーム」などの指摘も多い。
「四駄霊(よだれ)」に「凱宙(がいちゅう)」
一般的な名前や読み方と大きく異なるキラキラネーム。今回のように著名人や芸能人が子どもに個性的な名を付けると、特に注目を集める。最近では、タレントのりゅうちぇるさん・ぺこさん夫妻が長男を「リンク」と命名すると発表した際も心配や批判があった。J-CASTニュースでも今年5月2日に「ぺこ&りゅうちぇる長男 キラキラネーム議論も『字画』最強だった」という記事で、キラキラネームを巡る議論について触れている。
最近ではどんなキラキラネームがあるのか。ウェブサイト「赤ちゃん命名辞典」を見てみると、「キラキラネーム」というページで「四駄霊(よだれ)」、「姫心愛(ぴゅあ)」、「笑福(えふ)」、「初一音(はいね)」など、難読漢字よりも読めない名前が紹介されていた。
子供の名前決め・名付け支援サイト「赤ちゃん命名ガイド」の「最近登録された男の子・女の子の名前」欄にも、キラキラネームがずらりだ。12月14日分だけでも、男の子だと「凱宙(がいちゅう)」「溢仁(いっと)」、女の子なら「七葵(なぎ)」「照葉(ては)」などがある。そのほか、「瑚乃蔵(このぞう)」「藤兵衛(とうべえ)」といったかなり古風な名前も。
杉浦太陽さんは、三男に「幸空」と名付けた理由について、
「我が家の子どもたち全員に、『空』という字が付きます これには、『空を見上ると、いつも太陽が見守ってる』 そんな意味を込めての『空』でもあります」
とインスタグラムで明かしている。