「食べ物を大切に思う気持ち」育む 第6回「牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール」表彰式

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   生乳生産者などでつくる業界団体「Jミルク」は2018年12月8日、「第6回牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール」表彰式を東京・千代田区の学士会館で行った。

   本コンクールは毎年6月から9月にかけて全国の小学生に、牛乳をヒーロー、ヒロインに表現するイラストを描いて応募してもらうもの。牛乳に関心を持ち、食べ残しや世界の飢餓問題に目を向けてもらうことを通じて「食べ物を大切に思う気持ち」を育むことを目的としている。

  • 第6回牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール表彰式
    第6回牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール表彰式
  • (左から)農林水産省の葛谷好弘氏、農林水産大臣賞を受賞する時田波乃帆さん
    (左から)農林水産省の葛谷好弘氏、農林水産大臣賞を受賞する時田波乃帆さん
  • 農林水産大臣賞(最優秀賞・牛乳ヒーロー)を受賞した、時田さん作「カルスター」
    農林水産大臣賞(最優秀賞・牛乳ヒーロー)を受賞した、時田さん作「カルスター」
  • FAO駐日連絡事務所のンブリ・チャールズ・ボリコ所長
    FAO駐日連絡事務所のンブリ・チャールズ・ボリコ所長
  • 会場後方に展示されていた受賞作品
    会場後方に展示されていた受賞作品
  • 第6回牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール表彰式
  • (左から)農林水産省の葛谷好弘氏、農林水産大臣賞を受賞する時田波乃帆さん
  • 農林水産大臣賞(最優秀賞・牛乳ヒーロー)を受賞した、時田さん作「カルスター」
  • FAO駐日連絡事務所のンブリ・チャールズ・ボリコ所長
  • 会場後方に展示されていた受賞作品

3万超の作品から選ばれた最優秀賞作品は?

   18年は、昨年比で25%増となる3万612点の作品の応募があり、そのなかから事前の審査会で選ばれた8人と応募作品数が多かった団体5校が表彰された。

   農林水産大臣賞(最優秀賞)に選ばれたのは、時田波乃帆さん(横浜市立鉄小学校・6年)作の「カルスター」(牛乳ヒーロー)と、笠嶋ことみさん(下妻市立高道祖小学校・3年)作の「牛季(うき)ちゃん」(牛乳ヒロイン)だ。

   「カルスター」は手や足がカルシウムたっぷりの骨でできている、牛乳ビンをモチーフにしたキャラクター。友達の牛「モンモン」と世界のみんなを元気にするために牛乳を配る旅をしており、目や鼻が星の形をしている。

   時田さんは第5回のコンクールでも農林水産大臣賞(最優秀賞・牛乳ヒロイン)に輝いており、2年連続での受賞だ。インタビューで「去年と比べてどこを頑張ったか?」と質問されると、「去年はミルク愛を表現してハートをいっぱい書いたので、今年は星をたくさん書きました」と答えた。

   農林水産大臣賞の2作品は、Jミルクが提供する教材などのイメージキャラクターに起用される。そのほかの上位入賞者および団体賞は以下の通り。

◇独立行政法人農畜産業振興機構理事長賞
佐藤凌誠さん(筑西市立大田小学校)、作品名「えいようたっぷり、牛にゅうヒーロー 」
◇公益社団法人全国学校栄養士協議会会長賞
小池望愛さん(我孫子市立我孫子第二小学校)、作品名「ミルビンちゃん」
◇酪農家特別賞
矢吹理桜さん(石川町立石川小学校)、作品名「ミルキースター」
◇牛乳工場特別賞
山口雄暉さん(善通寺市立筆岡小学校)、作品名「ぎゅうにゅうジャー」
◇牛乳販売店特別賞
伊藤可偉さん(流山市立流山小学校)、作品名「ミルク屋 牛えもん」
◇一般社団法人 Jミルク会長賞
迎彩花さん(石川町立石川小学校)、作品名「HiMiLK」
◇FAO駐日連絡事務所 団体特別賞
調布市立上ノ原小学校
◇団体賞
広島市立亀山小学校・八王子市立みなみ野君田小学校・千葉市立幸町第三小学校・春日井市立高座小学校
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