提携や社会的話題を通じて実現する強み
いちご農家もブルーベリー農家も、単独での六次化はむずかしい。農家レストランをやるよりも、人気のクレープ専門店と提携すればプロの技になる。クレープ店も地元の新鮮なフルーツを使えば差別化と地域貢献になる。双方のニーズに合う提携は成功の早道となった。
シングルマザー3人がときを同じく美容室を起業した。この話題は地元紙に取り上げられ共感を呼んだ。25歳で看護学校に入学した女性が抗がん剤にともなう脱毛に悩む女性のために「ヘアサプライ・ピア」というかつら会社を起業する。この取り組みもさまざまなメディアで取り上げられ多くの賞を受賞した。社会性のあるビジネスはメディアに支持されるのである。
f-biz自身チームワークを大切にしている。自分に足りない要素を客観的に眺め戦略的にチームを作る。相手のことをリスペクトし「あなたのことを教えてください」という姿勢で一緒に働く。そのチームが、今度は、相談者に「成功するまで一緒に努力を惜しみません」と伝え続け、その誠実さと情熱が相談者の心を動かしている。