マッサージチェアの専門メーカー、ファミリーイナダ(大阪市)は、アニメ「機動戦士ガンダム」とコラボレーションしたマッサージチェア「シャア専用ルピナスROBO」を2018年12月中旬に発売する。
健康作りの3大要素「運動・栄養・休養」に基づいて開発
独自開発の指の関節を再現した8台の人工知能メカを搭載し、発表資料によるとこれまでできなかった「引きもみ」を可能にするなど「手もみ感覚」に徹底的にこだわった。
同作に登場するキャラクター「シャア・アズナブル」とコラボレーションしたデザイン。モビルスーツのコックピットを彷彿とさせる本機を毎日使用することで、精神的・肉体的な健康を支えるそうだ。
1人1人に合った気持ちよさを実現するため"こり"の硬さの違いを分析。こっている部位は深くゆっくりと、またほぐれている部位はリズミカルにマッサージを施す。付属のタブレットへ身長/体重を入力すると、体型に応じて施術を変更するほか、足のサイズを入力することで足先からかかとまでしっかりとマッサージする。
厚生労働省が提唱する健康作りの3大要素「運動・栄養・休養」に基づいて開発したという「365日24時間管理健康システム」、1人1人に健康アドバイスを送る「AI(人工知能)健康アドバイザー」を搭載。
タブレットの通信機能を利用し、付属のウェアラブル端末「アクティブメジャー」との同期やスマートフォンアプリとの連携により、リアルタイムに身体の情報をクラウドへ蓄積。3大要素をルピナスネットワークで実現する。アプリからは家族の健康データの閲覧や病気を未然に防ぐアラームを受信可能だ。
タブレットから顔認証でログインできる。マッサージを強く・弱くなどの音声操作「対話モード」を搭載。
価格は、Wi-Fiモデルが1万500円×60回、LTEモデルが1万1500円×60回(いずれも税別)。オーダーメイドとなっており、納期は受注後1~2か月とのことだ。