遠出しなくても「映え動画」できるから爆発的支持
以上、【2018年ギャル流行語トップ10】は、いかがでしたか。
ここ2~3年は、Twitter・InstagramなどSNS上で誕生した言葉が人気を集めていましたが、今年は、動画共有アプリ「TikTok」で生まれた言葉が大賞に、そして6位にもランクインするという例年とは違う結果となりました。
ではなぜここに来て、「TikTok」から生まれた言葉が支持を集めたのでしょうか?
振り返ればここ2~3年は、Instagramで言う綺麗でオシャレな「映えスポット」に行くことがブームとなり、社会現象にもなりました。インスタ映えする景色を撮るためだけに遊びに出掛けたりする人も多かったでしょう。
しかし、「TikTok」ならアプリ内のフィルターやエフェクトを使うだけで、簡単に、かつ個性的な「映え動画」を作ることが出来てしまうのです。
つまり、可愛い写真を撮るためにわざわざ遠出しなくても、「映えミュージック」と「映え振り」だけで簡単に自分自身が映えられることから、「TikTok」がギャル達の新しい遊びのツールとして爆発的な支持を集め、さらには今年のギャル流行語にも多大なる影響を与えたのでしょう。
ここ数年はSNSから生まれることの多かったギャル流行語でしたが、2018年は「TikTok」がショートムービーの新たな歴史を築き上げ、このようにギャル流行語にも変化を与えた1年になったと言えそうです。
果たして来年はどういったギャル語がランクインするのでしょうか。
2019年も『どちゃくそ』面白い、『あげみざわ』なギャル語が誕生するに違いありません。 やっぱり今年のギャルも『いい波のってんね?』!!
ギャル流行語実行委員会
安部舞紗