「好きピ」と「すこ」はちょっと違う
4位に輝いたのは、「インスタ映え」が短くなった『映え』。去年まではインスタ映えする写真が撮れた時に使用されていた『映え』でしたが、最近では可愛いと思った時や感動した瞬間に使用されるなど、意味自体が変化してきたのも特徴。これまでギャル達が日常的な会話でも頻繁に使用していた「盛れる」「盛れた」といった言葉が、『映え』に変化したとも言えます。
5位には、「ありがとうございます→あざっす→あざす→あざまる」が変化を遂げた「あざまる水産」がランクイン。「とにかく楽しかった!あざまる水産!」「みんなからのフォローにいいねにRT、あざまる水産が深みぃ~!」といった使い方でSNSを中心に人気を集めました。
6位の「ぐい縦ぐい横ぐい斜め的な」は、大賞の『いい波のってんね?』と同様に、「TikTok」でブームになった楽曲のワンフレーズとして人気に!「ぐい縦ぐい横ぐい斜め的な、ぐい縦ぐい横ぐいボルト的な」という歌詞に合わせ、両手を縦横斜めに開いて動かす振りもブームになりました。
7位には、Twitter・Instagram・LINEなどで使用された、「好き」の変化形『すこ』が登場。2位の『好きピ』とは違い、人以外にもファッションやメイクなど、自分が好きなことに対して使えるのも特徴。「そういう洋服、すこ!」とライトな印象を与えられるのもポイントです。
8位は、ユニクロの防寒インナー「ヒートテック」から派生した言葉で、体の皮下脂肪で防寒することを意味する『ミートテック』がランクイン。「ミートテック着てるから寒くない」「ダイエットしてミートテック脱がなきゃ!」といった自虐的な使い方で会話を面白おかしくさせてくれます。
9位には、「めちゃくちゃ」「めっちゃ」が変化した言葉『どちゃくそ』が、Twitter・Instagram・LINE・日常会話で使用され人気に!「今日買ったコスメがどちゃくそ可愛い!」「どちゃくそタイプ!」といった使い方で、「めちゃくちゃ」をより強調する意味も持っているのもポイントです。
そして、10位には「セットアップ」の略語『セトア』が登場。今年は上下セットで着るだけでこなれ感が出る「セットアップ」が人気を集めるとともに、「セットアップ」の着画をInstagramにアップする時に、ハッシュタグ「#セトア」も付けて投稿されました。