パナソニックは、ブルーレイディスク(BD)プレーヤーのフラッグシップモデル「DP-UB9000」を2018年12月7日に発売する。
「Technics」と共同でサウンドチューニングを施す
最新の画像処理エンジンを搭載したLSIを内蔵し、映像信号の処理能力が飛躍的に向上。「HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)10+」と「Dolby Vision」の両規格に国内初対応した。
シーンごとに明るさを最適化することで、映像制作者の意図に合わせたHDR映像を忠実に再現できるほか、通常のHDRコンテンツやディスプレーの場合も、独自の「HDRトーンマップ」技術により自動的に適切なHDR映像を楽しめる。
同社のオーディオブランド「Technics」で培った技術をもとに、高剛性かつ低重心の筐体とドライブベース、オーディオ専用電源・基板、高級オーディオ用D/Aコンバーターの採用など、振動とノイズを徹底して低減。加えて「Technics」技術陣と共同で音質チューニングを行い、よりピュアな音楽再生を実現したという。
次世代規格「Ultra HD BD」や「Netflix(ネットフリックス)」「Amazonプライム・ビデオ」「dTV」「YouTube」などの4K/HDRインターネット動画の再生に対応。
またDSDは11.2MHzまで、WAV/AIFFは384kHz/32bitまでのCDを超える高解像度「ハイレゾ(ハイレゾリューション・オーディオ)音源」ファイルの再生が可能。圧縮によって欠落した高音域成分を復元する「リマスター」、真空管アンプを通したような温かみのある音を再現する「真空管サウンド」などの機能を搭載する。
AV分離が可能なHDMI出力2系統、バランス出力(XLR)、アナログ7.1チャンネル出力などの出力インターフェイスを装備する。
価格はオープン。