女子中高生向けのマーケティング支援などを手がける「AMF」(東京都港区)は2018年11月30日、「JC・JK流行語大賞2018」「2019年JC・JKトレンド予測」を発表した。
タピオカ、プリクラ、たまごっち
「JC・JK流行語大賞2018」は、「ヒト」「モノ」「アプリ」「コトバ」の4部門が発表された。
ヒト部門一位は、今年のNHK紅白歌合戦に初出場する女性アーティスト・あいみょんさん(23)。若者のカリスマとも称され、独特の世界観が10代を中心に支持を集める。3位は、海外の映画情報サイト発表の「世界で最も美しい顔100人(2018年度)」にノミネートされた女優・今田美桜さん(21)が選ばれた。
モノ部門は、台湾の人気飲料「タピオカミルクティー」の「タピオカ」が1位に。若者が集う東京・原宿にはタピオカ専門店が多い。2位は、スマホ全盛期のなか健闘しているプリクラ機「PINKPINKMONSTER(ピンモン)」だ。"モンスター級に盛れる写り"をコンセプトに、光の当て方を工夫している。
アプリ部門1位は若者の定番となった動画配信アプリ「TikTok」となったが、2位には昭和世代には懐かしい育成ゲーム「たまごっち」のLINEアプリ「LINEで発見!!たまごっち」がランクイン。3位は位置情報を友人や恋人と共有できる「Zenly」、4位は自分そっくりの3Dキャラクターが作れる「ZEPETO」となった。
コトバ部門は、ここでもタピオカ人気を物語る結果に。1位はタピオカ入り飲料を飲みたい時に使う、「タピる」という造語だった。5位は「インスタ映え」ブームの反動か、あえて見栄えが悪い写真を指す「インスタ萎え」だった。