日本野球機構(NPB)は2018年11月27日、今季のプロ野球の最優秀選手を発表し、セ・リーグは丸佳浩選手(広島東洋カープ)、パ・リーグは山川穂高選手(埼玉西武ライオンズ)が選ばれた。
山川選手をめぐっては、自身のインスタグラムで受賞を「フライング」発表ではないかとファンからの指摘を受けていた。本気か冗談かはわからないが、写真をよく見ると...。
「来年も優勝とタイトル獲りたいですね」
プロ野球担当記者の投票によって決まるMVP。西武の選手が受賞するのは、2002年のアレックス・カブレラ選手以来だ。
山川選手は今季、打率2割8分1厘、打点124、本塁打47と活躍し、チームの10年ぶりのリーグ優勝に貢献した。自身初となる本塁打王、ベストナインにも輝いた。
山川選手は11月23日にインスタグラムを更新し、ローソクが数本立てられたホールケーキを手に持つ自身の姿を投稿。同日に参加した優勝パレードを振り返り、「こーやっていい思い出来るように来年も優勝とタイトル獲りたいですね!!」と書き込んだ。
コメント欄には、「来シーズンも期待してます」「また優勝しましょう!!」といった声に交じり、「ケーキでタイトルネタバレやばくないっすか?!(笑)」「MVPなんですか!?」といった指摘が散見された。
ケーキにはメッセージプレートが添えられており、「MVP ホームラン王おめでとう」と書かれている。「MVP」は、もしかして事前に聞いていたのか、はたまた山川選手流のジョークか。予期せぬ「フライング発表」の形になり、インターネット上をざわつかせる結果となった。