林遣都「殴っていい?」高杉真宙「なんでもきて」 映画「ギャングース」に全身全霊

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   アウトロー映画「ギャングース」の初日舞台挨拶が2018年11月23日、東京・TOHOシネマズ日比谷(千代田区)で行われた。

   映画監督の入江悠氏、俳優の林遣都さん、高杉真宙さん、加藤諒さん、ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカル・渡辺大知さん、ギタリストのMIYAVIさん、女優の山本舞香さんと篠田麻里子さんが登壇した。

  • 左から篠田麻里子さん、MIYAVIさん、加藤諒さん、高杉真宙さん、渡辺大知さん、林遣都さん、山本舞香さん、入江悠監督 (C)2018「ギャングース」FILM PARTNERS (C)肥谷圭介・鈴木大介/講談社
    左から篠田麻里子さん、MIYAVIさん、加藤諒さん、高杉真宙さん、渡辺大知さん、林遣都さん、山本舞香さん、入江悠監督 (C)2018「ギャングース」FILM PARTNERS (C)肥谷圭介・鈴木大介/講談社
  • 左から篠田麻里子さん、MIYAVIさん、加藤諒さん、高杉真宙さん、渡辺大知さん、林遣都さん、山本舞香さん、入江悠監督 (C)2018「ギャングース」FILM PARTNERS (C)肥谷圭介・鈴木大介/講談社

「見える世界が変わっていたらうれしい」

   原作は2013年~17年まで講談社の漫画誌「モーニング」で連載されていた、肥谷圭介氏(作画)と鈴木大介氏(ストーリー共同制作)による同名の漫画。少年院で出会った男3人(高杉さん、加藤さん、渡辺さん)が、出所後に犯罪者だけをターゲットにした「タタキ=強盗」稼業で過酷な社会を生き抜こうとする、といった内容だ。

   主演のひとり、高杉さんについて「すごい鬼気迫る雰囲気がありました」と明かしたのは、高杉さんらに武器や情報を提供する寡黙な男を演じた林さん。

「僕も恐さを出して、高杉くんの(雰囲気に圧倒されないように)上に立ちたいという思いがあったので、『殴ってやろう』と(心の中で)思って、(実際に)『殴っていい?』と高杉くんに聞いたら、『なんでもきてください』みたいな感じでした」

   高杉さんは林さんとの会話を「よく覚えています(笑)」。そして、この映画にかける思いを語った。

「この映画は(実話に基づいて書かれた)小説(原案)や漫画(原作)があるんですけど、自分が見たときに本当に衝撃(的な内容)で、『自分の世界なのにこんなに知らないことがあるんだ』と思いました。僕らはその衝撃を伝えることができる職業だからこそ、(みなさんに)伝えたいと思って必死に演じました。映画を見た方が劇場を出るときに、見える世界が変わっていたらうれしいです」
姉妹サイト