大手カード会社「アメリカン・エキスプレス・インターナショナル」(以下、アメックス)と「ジェーシービー」(以下、JCB)は2018年11月16日、全国の個人店を応援し、地域コミュニティーの活性化を後押しする取り組み「SHOP LOCAL(ショップローカル)」を全国で開始した。
同日、神奈川県横浜市内で記者発表会が開かれ、アメックス日本社長・清原正治氏、JCB代表取締役兼執行役員社長・浜川一郎氏らが登壇した。
参加人数目標は100万人
「SHOP LOCAL」では、11月16日~12月25日まで、参加加盟店にてアメックスとJCBのカード、電子決済サービス「QUICPay」のいずれかで税込み1000円以上を支払った買い物客に特典を提供する。たとえば、各店舗50人にオリジナルトークバッグの配布、最大5万円相当の旅行・レジャーポイントが500人に当たる抽選プログラムなどだ。
アメックスは2017年に日本創業100周年を記念し、創業の地の横浜で初めて「SHOP LOCAL」を行った。好評だったことから2年目の今年は大幅に「パワーアップ」を図ったという。
中でも大きく変わったのは、JCBと共同開催である点だ。アメックスは2000年にJCBと業務提携を結び、アメックスのカードはJCBのほとんどの加盟店で利用できる。「この『SHOP LOCAL』でも(JCBと)提携し、しっかりと(この取り組みを)根付かせていきたい」と清原氏は記者発表会で語った。利用客の参加人数目標は100万人だとした。
今年の「SHOP LOCAL」では、全国で4300店以上が参加している。浜川氏は取り組みを通して「個人店での買い物の魅力に気づいてもらいたい」「地域コミュニティーの活気付けに貢献したい」と話した。