「そろそろ限界だ」―。ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ「関ジャニ∞」の大倉忠義さんが2018年11月8日、会員制ファンサイト「Johnny's web」で更新しているブログの中で、一部ファンのマナーに苦言を呈したと複数の大手スポーツ紙が報じている。
「ストレス以外のなにものでもない」「寿命が縮まっているのではないかとも感じる」。ブログの文面からかなり追いつめられている様子が伝わってくる。
出待ち、つきまとい、気づけば隣のテーブルに...
大倉さんは、駅や空港といった公共の場所で「出待ち」をするファンが、一般人にも迷惑をかけていると、気に病んでいる。ストーカーじみたつきまとい行為をする人もいるそうだ。友人と外食した際、こうしたファンが隣のテーブルに座っていたこともあったという。
一方で、ルールを守るファンに対しては、「感謝しかない」と気づかいも見せている。
ジャニーズ事務所は今年10月中旬、ファンクラブ会員に向けて、タレントに対しての出待ち、ストーカー行為、公共交通機関での一般客への迷惑行為をやめてほしいといった注意を促していた。だが大倉さんのブログを見るに、一部では今なお続いているようだ。
青木源太アナ「悲しむのは本人と善良なファン」
大倉さんのブログの内容を受けてか、ジャニーズ好きを公言している日本テレビの青木源太アナウンサーは11月9日、こんなツイートを投稿した。
「ファンとタレントとの距離感の問題は今に始まったことではないが、最近一般の方々にまで迷惑が及ぶことも起きた。モラルの問題と言えばそれまでだが、こうなるとテレビ局側もタレントを守り迷惑行為がなくなるような防衛策を取らざるを得ない。悲しむのはいつもタレント本人と善良なファンの方々だ」
この発言を、大倉さんに関する話だと受け取ったファンらからは、リプライで賛同の声が相次いでいる。
関ジャニ∞と音楽番組などで複数共演があり、今年9月のコンサートにも足を運んでいる「凛として時雨」のドラマー・ピエール中野さんも同日、大倉さんにツイッターでエールを送った。
「ジャニオタ身近にいるし、ツイッターでも交流あるけど、みんな節度を持った良い人しかいなくて、この過剰な人は本当に一部だと思う。こういった付きまといは自分レベルでも(表舞台に立つ人は大体)あって、超しんどいので、良い方向に向かって行く事を願います。大倉くん応援してます」