ガンダム・ザクの頭が南部鉄器の鉄瓶に 伝統文化と人気アニメの融合

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   アニメ「機動戦士ガンダム」に登場した人型のロボット兵器(MS「モビルスーツ」)、「ザク」の頭が南部鉄器の鉄瓶になった。

   バンダイ(東京都台東区)の公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」は、岩手県の伝統工芸品「南部鉄器」とコラボレーションした「鉄瓶ZAKU」、「鉄魂ハロ」、「鉄魂アッガイ」の予約受付を2018年11月8日に開始した。11月23日からは、東京・秋葉原やお台場にあるガンダム初の公式カフェ「Gundam Cafe」や、大阪府吹田市のバンダイ直営のガンダム専門店「GUNDAM SQUARE」でも購入可能。

  • 「南部鉄器コンプリートセット」イメージ
    「南部鉄器コンプリートセット」イメージ
  • 「南部鉄器コンプリートセット」イメージ

奥州市の職人たちがザクの頭を鋳物で再現

   本品は「Discovery-G」という、日本の伝統や優れた技術を「Gundam Cafe」から広めるシリーズの第11弾として商品化されたもの。発表資料によると制作にあたったのは、岩手県盛岡市と奥州市で作られる「南部鉄器」の伝統文化を継承した水沢鋳物工業協同組合。職人たちは、鋳物としては異例の形状ながらザクの頭を見事に再現したという。「鉄瓶ZAKU」の価格は2万4840円。

   また、やかんに入れてお湯を沸かしたり、味噌汁などの調理時に入れるだけで鉄分が補える「鉄魂(てつたま)」は「機動戦士ガンダム」本編の主人公、アムロ・レイのペットロボット「ハロ」と、水中航行能力を持つ水陸両用MSの「アッガイ」の2種類から選べる。価格はいずれも2160円だ。

   「鉄瓶ZAKU」、「鉄魂ハロ」、「鉄魂アッガイ」がセットになった「南部鉄器コンプリートセット」は2万9160円。「工程が手作業のため、商品に個体差が生じます」と発表されている。

姉妹サイト