ファッションサイト「ZOZOTOWN」などを運営するスタートトゥデイの前澤友作社長が、プロ野球新規参入に意欲を見せている。
過去には、プロ野球新規参入に失敗した実業家もいた。「ホリエモン」こと堀江貴文氏だ。2018年11月7日放送のトーク番組「戦え!スポーツ内閣」(MBSテレビ、23時56分~)で、その理由を明かす。
球界の重鎮への挨拶をしておけば
堀江氏は2004年、新球団を宮城県仙台市に立ち上げようと試みた。だが、結果的に後から新規参入を表明したIT企業・楽天が新球団(現東北楽天ゴールデンイーグルス)を持つこととなった。
堀江氏は、ライブドアが「フラれた」理由として、当時の読売ジャイアンツの球団オーナーだった渡辺恒雄氏が絡んでいたことを挙げる。
「ナベツネさんに会ってから、球団買収案を公表していたら大丈夫だった」として、「僕が"ミス"をしたからソフトバンクの孫(正義)さんも、楽天の三木谷(浩史)さんも、先にナベツネさんに挨拶にいって発表している」と、新規参入成功の舞台裏を明かした。
堀江氏は今年7月、ツイッターで「ひっそりと動いている16球団化のキーマンを前澤さんに紹介しときましたよ」と、前澤氏の新規参入に協力的な姿勢を見せている。その後前澤氏に表立った動きはないが、堀江氏の助言をもとに、水面下では着々と進めているのかもしれない。