「堀内さんに心底同意」「フロントはこれを100回音読しろ」――。プロ野球・読売ジャイアンツ元監督の堀内恒夫氏(70)が古巣に宛てたメッセージが、「G党」の共感を呼んでいる。
これまで、FA(フリーエージェント)宣言をした選手を多く入団させてきた巨人。例のごとく他チームの主力を獲得しようとする姿勢に、警鐘を鳴らしている。
「強化してる場合じゃないと思うけどねぇ」
堀内氏は2018年11月6日、「補強っていうのはさ」との題でブログを更新した。
スポーツ紙の報道によれば、巨人は広島東洋カープ・丸佳浩外野手(29)、埼玉西武ライオンズ・炭谷銀仁朗捕手(31)、オリックスバファローズ・中島宏之内野手(36)、米シアトル・マリナーズの岩隈久志投手(37)獲得に向け調査を進めているという。
堀内氏がブログを更新した前日には、巨人が炭谷選手の調査を本格化させた、と複数メディアが報じた。
「巨人、西武炭谷の調査本格化 捕手陣強化に目玉選手」(日刊スポーツ)
「【巨人】FA権行使の西武・炭谷に"速攻アタック"原監督直接出馬も」(スポーツ報知)
ブログは「今日はね 今朝思ったことを一言だけ呟きたいんだけども...」との書き出しで、炭谷選手を念頭に置いてか、こう続けた。
「『補強』っていうのはさ足りないところを補うのであって足りてるところを増やすっていうのは『強化』っていうと思うんだよね。今の巨人 強化してる場合じゃないと思うけどねぇ」